preflopについて3
preflopについて2では3betについての大まかな内容を書きました
なので今回は具体的なレンジを載せて3betのイメージをつかんでもらおうと思います
先に言っておきたいことが1つあり、それはあくまで参考例としてとらえてほしいということです
相手プレイヤーによって3betのレンジはかなり変わりますし、その通りにやったとしても利益が最大化できるわけではないからです
あと正直自信がないからですw
では例を挙げていこうと思います
なお6maxのeffective stackが100bbの想定です
今回の3betレンジはsnowieを参考にして作ったものです
UTG 3bb open VS BTN のときの3betレンジが以下になります
ひとつ前の記事でも書いたようにAQs+やJJ+はかなり強いハンドであり、この例を見てもUTGにおそらくvalueをとるための3betを行っているのが分かります
そしてbluffとして56s,67sのスーコネやAxsのxが2~5のものが3betレンジに含まれています
ではKQsやAJs,ATsは何の目的で3betを行っているのでしょうか?
valueかbluffかで判断するとおそらくbluffに含まれますが、flopでトップペアになったときにはUTG相手でもそれなりに戦うことができます
またT~Aハイボードにおいてこの3種類のハンドがあることでこちらのレンジのequityが少し上がり、ブラフがしやすくなります
正直これらのハンドはsnowieが推奨していたのを見てから後付けで理由を考えたので正しいかどうかはかなり怪しいですがこのような理由で3betをしているのだと思っています
ここで注意しなければならないのがこの3betレンジよりもスーコネを増やすことです
3betに降りすぎる相手ならば正当化されるかもしれませんがやはりUTGはレンジがかなり強いので無理にライト3betを打ちすぎるのはよくありません
特に89sやT9sでライト3betを打つと相手のコールレンジから88~TTのコンボ数が減るのでより強いコールレンジを相手に戦わなければなりません
次にCO 3bb open VS BTN の3betレンジです
VS UTGのときよりも3betレンジがだいぶ増え、Axsすべてで3betするようになりました
細かい説明は省きますが要は相手のオープンレンジが広くなるにつれて3betのレンジがこういった具合で増えていくのです
最後にBTN 3bb open VS SB の3betレンジを紹介します
さらにレンジが広がっていますが3betを行うハンドにQTsなどが急に入ってきました
そもそもSBからIPのopenにコールすると、ポジションが悪かったりBBから3betされたりなどの要因でポットをとれないケースがかなり多いです
なのでKTsやQTsなどといったライト3betになっているのかどうか微妙なハンドもコールするよりも3betにまわしたほうが期待値が高くなるのです
なおBTNよりもオープンレンジの固いMPやUTGにはかなり強いハンド(TT+やAQ+)と少しの投機的ハンドでのみ3betを打つことをお勧めします
先ほども書いたようにSBはポジションが悪いので無理に弱いハンドで3betを打つとポットがとりづらくなるケースがより多くなるのです
全ての3betレンジを載せるのは流石に大変なので3betの記事はこのくらいにします
3betレンジの考え方としては
オープンレンジが広い ⇒ 3betのレンジが少し広がる
自分がSB ⇒ 相手のポジションがUTGに近くなるほど3betレンジをvalue寄りにする
といった感じです
上の3つの例とこの考え方を使うと他のシチュエーションでもある程度3betレンジが推測できるようになりますので頑張ってください
ちなみにマイクロレートなどでは3betに対して微妙なハンドでコールされる場合が多いので正直A2sやスーコネでライト3betを打たないほうが勝てることが多いですので自分のプレイしている相手によって3betレンジをガンガン変えていくことをお勧めします